名倉潤さんもヘルニアからうつ病に〜整形外科と心療内科の連携について〜

はい、皆さんこんにちは。

 

「鎧コルセット卒業まであと14日」

 

嬉しいがある一方、寂しさを若干感じている鎧コルセットマンです。

 

このブログを書かせていただいていて感じるのは椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、また慢性腰痛の患者さんは大小あるものの皆、心の病を抱えられているという事です。

 

整形外科と心療内科の連携

 

腰痛の種類

 

【慢性腰痛】

 

日本の国民の1/4が腰痛もちというデータがあります。

そしてその患者の約85%が原因不明。

検査しても原因が不明なんです。

そういった原因不明の慢性腰痛の患者さんには精神医学的要因・心理・社会的要因が複雑に絡んでおり、痛みを増悪させいるといわれています。

 

その為、整形外科での受診、治療と共に心療内科での受診・カウンセリングが必要だと考えます。

 

【椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症】

 

当ブログの読者様の中で一番多いと思われるのがこの二つの病気の患者さんです。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、特に椎間板ヘルニアに焦点を合わせ書かせていただくと、治療法がいくつかあります。

 

温存療法と呼ばれる、

投薬治療

神経ブロック注射

椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)

や手術などです。

 

しかし、その治療を行ったにも関わらず症状の改善しない患者さんが多いのもこの病気の特徴です。

 

中には数年に渡って、保存療法を全て行った上で手術に踏み切り、それでも再発を繰り返したり、症状が改善しない患者さんもいらっしゃいます。

 

そのような患者さんは「ここまでやっても治らない・・・」と不安感から心の病という大変な病に侵されてしまう事も少なくありません。

 

そのような患者さんにも慢性腰痛と同じく一刻も早く心療内科での受診・カウンセリングが必要だと考えます。

 

手術の侵襲などのストレスが原因で腰椎の病気と共に「双極性障害(躁うつ病)」を発病する患者さんも数多くいらっしゃいます。

そこに至る前に心療内科を受診することで精神医学的要因を無くし、積極治療に臨む事が出来ると考えます。

 

総括的に考えると・・・全ての方に当てはまるとは限りませんが、

【慢性腰痛】
ストレスなどの精神疾患⇒慢性腰痛
【椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症】
腰椎の疾患⇒精神疾患

 という考え方も出来ると思います。

※他、腰椎すべり症、腰椎分離症、黄色靭帯骨化症、なども椎間板ヘルニアと同等だと考える事が出来ます。

 

 

心療内科とは

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心療内科は、心理的要因から身体症状があらわれる「心身症」の治療を主な対象とするものと定義されています。
ただ、現在では厳密に心身症だけを治療するというわけではなく、軽度のうつ病、パニック障害、不安障害といった精神疾患にも対応できるところが多くあり、実際の治療対象はかなり広くなっています。

 

心療内科での治療法

 

 心療内科ではカウンセリングと共に様々な治療法が用いられますがたとえば下記のクリニックの場合では

①EFT療法
⇒顔や胸周辺のツボを指で軽く叩くことで身体のエネルギーを整え、感情的な苦痛やストレス、精神的・肉体的痛みを解消するテクニックです。

 

②遠絡療法
⇒人間が本来持っている治癒力を有効に引き出し生体の流れを改善することにより体の痛み・重み・しびれを取り除きます。また、自律神経のバランスを調整し不定愁訴を改善します。

 

③整膚療法
⇒皮膚を整えることで血行やリンパの流れをよくし筋肉・内蔵器官・自律神経に影響を与えます。体内の緊張がほぐれリラックスできる揉み返しのない優しいマッサージです。

 

④アロマトリートメント
⇒アロマオイルを使用することで心と体に働きかけストレスで緊張した神経をリラックスさせます。リンパの流れをよくすると共に自律神経のバランスをとり、免疫力を高め筋肉のこわばりを緩めます。

 

⑤自律訓練法
⇒心身をリラックスさせる自己調整法です。自律神経のバランスを整え、緊張を緩和し体調を整えることに役立ちます。

引用:かわたペインクリニック http://kawata-cl.jp/html/case2.html

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と様々な治療法を施す事によって精神医学的要因をなくす事を目標とした治療が行われています。

 

認知行動療法

世の中には僕のように悪い物事が起こっても一瞬は落ち込みますがすぐに立ち直り前向きになる人間もいれば、悲観的になって考え込み考え続け落ち込み引きずる人もいます。

これが認知の違いです。

 

認知行動療法とは
学習の理論をもとに患者の行動の変容を促す「行動療法」と、医師が患者の認知の歪みを捉え、積極的にアドバイスをすることで治療の効果を期待した「認知療法」が基礎となっていますが、あくまでも現在行われている認知行動療法とは、認知と行動に働きかける技法の総称だと言えます。
 
うつ病や双極性障害、パニック障害、強迫性障害など、さまざまな精神疾患の治療にも有用とされ、近年日本でも注目されています。また英語では、Cognitive Behavioral Therapyと表記され、CBTと呼ばれています。引用:https://snabi.jp/article/39

 

認知行動療法の治療法

 

 
①本人の問題となっていることの確認やアセスメント(情報収集・整理)
 
②本人の症状が起きるメカニズムなどについての心理教育
 
③治療目標の確認と、治療の実施
 
④記録やアセスメントに基づいた治療のステップアップや修正
 
⑤症状改善後の再発防止のためのカウンセリングなどの心理教育

 

このような治療法の対象患者は躁うつ病や パニック障害、強迫性障害などであり、自分はそれに当てはまっていないから心療内科に行かないとおっしゃると思います。

 

そういった際でもまずはカウンセリングだけでも受けてみてはいかがでしょうか?

 

手術後のカウンセリングは必須にすべき 

 

僕はどのような手術にしろ、手術後にはカウンセリングを必須にすべきだと考えています。

 

手術後の患者さんは少なからず手術の侵襲のストレスや術後の回復への不安を抱えています。

 

その不安を聞いてもらったり、悩みを打ち明けたりする事で患者さんの不安は軽減します。

 

その結果、上記のような症状の患者さんは激減するでしょう。

 

手術前・手術後に理学療法士さんが病室を訪れるように心療内科医、またはカウンセラーが気軽に病室を訪れてくれるような環境を患者として希望します。

 

 まとめ

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、慢性腰痛の患者さんの中で心の病によって治療に必要以上に怯えてしまったり、不安症になってしまう患者さんは多い。

 

できるだけ早期に心療内科にて医師の診察を受けたり、カウンセラーに相談する事によって症状の悪化を防ぎ治療にも前向きに臨む事が出来る。

 

心療内科と聞いて、ハードルが高いと考えるのは昔の話です。

今ではカジュアルに利用できる環境にあります。

怪我をしたら外科、内臓なら内科、心の怪我なら診療内科です。

 

「逃げるのは恥ではありません。」

 

後ろ向きに逃げるのはやめて前向きに逃げてみましょう。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

この記事を読んで下さった皆さんが前向きに病気と向き合ってくださるのを心より願っております。

 

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